米国を代表する名画家、エドワード・ホッパー(1882-1967)。
作家ローレンス・ブロックは、ホッパーの作品は「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編集を考えついた。
彼の呼びかけに集まったのは、スティーヴン・キング、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリー、リー・チャイルド……といった錚々たる顔ぶれ。
各々の個性を遺憾なく発揮した華麗なる文豪ギャラリーが、ここに幕を開けた――
大好きなホッパーの絵がテーマの短編集なんておもしろそう!
と、わくわくして手に取ったのですが・・・
最初の「ガーリー・ショウ」で、なんだか入りこめない
翻訳のテンポのせいなのか、絵画が描かれた時代が舞台になっているのが意識できてなかったのか・・・あ、あれ?
なので、読み慣れている作家・翻訳家さんの作品から読み始めました。
ジェフリー・ディーヴァー、スティーヴン・キング、あとは大好きな絵画作品の順に読み進めたら、
おもしろく読めました
絵画作品と同時代の世界恐慌や戦争が背景の物語が多かったかな。
映画のワンシーンの様な作品がいろんな方向に広がるので、楽しめました。
翻訳作品のアンソロジーは初めてだったかも・・・入りこみ方がわかりました