1948年、コクトーが59歳のときに書いた生涯唯一の絵本本
コクトーと言えば、詩・小説・舞踏・演劇・映画・美術・音楽・評論とあまりにも多才な芸術家。

最近じゃ「ダヴィンチ・コード」でシオン修道会の歴代総長として名前もあがってた。
でもこの本があまりにも売れたせいか、各方面から批判があるよーで、
このシオン修道会の話は捏造だとか・・・・
ま、真偽はわたしにはわかりません(笑)
ダヴィンチ・コードは小説だしさぁー
だけど、え~~あのコクトーも~♪と思わせてしまう効果は絶大だったわ(゚ε゚)ぷっ


コクトーのデッサンってかなりエロチックなのも印象的だけど、
この絵本のデッサンはファンタジー月
繊細な線なんだけど、ユーモラス^^
フランス語の原文がそのまま絵に重なってて、
横に日本語訳があるのもいい感じ。
でも、内容はほのぼのではなくややシニカル(笑)
大人の都合よくそー簡単にいい子にならないぞ~って感じ。

最初にすべてのこどもは妖精なのに大人になるとそれを忘れてしまうと書かれているの。
天使じゃなくて妖精ってとこに意味があると思うわ(笑)


もし、この本の色が気に入らないならば、君の色鉛筆で好きなように塗りたまえ。-遠慮はいらない。

コクトー大好きラブ