あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。

わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。

それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。

再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める



世間での「事実」は9歳の少女を誘拐監禁した19歳の大学生。でも、それは「真実」ではない。
辛い現実から救い出してくれて、自由で優しい2カ月を過ごしただけなのに、少女の気持ちは誰にも伝わらない。

事件後15年経って二人が会っていることが発覚し、再び世間から非難される。
大人になっても彼女の主張は犯罪被害者の呪縛としか理解されない。。。

おとぎ話でしかないのかもしれない二人の関係。でも、泣けました

恋愛とは違う。でも特別な結びつき。相手を思いやる気持ちがあまりにも悲しい


良識的な善意の人の見解さえすべて的外れ。
もっと早く警察で言えたひと言を告げることができていたら二人の人生は違っていたのか・・・
それとも不都合な真実は伝わらず、わかりやすい「犯罪」としてネットに情報が残るだけだったのか。

ある意味少女マンガ風なのにこの衝撃。。。

「トゥルーロマンス」が久しぶりに見たくなりました。